13/08/2019
7月6日、シティの4つ星ホテル『ザ・グレイス・ホテル』内にあるゴールドクラス達磨にて、2019年初となるマグロの解体ショーが開催された。短い告知期間だったにも関わらず、瞬く間に満席となった同イベントには、シドニーのグルメな日本人やオージーをはじめ、有名なインスタグラマーや、フードブロガー、マグロ卸業者で同イベントの主催である『TunaSolutions』のファウンダー、遠方からマグロ漁師などの姿もあった。
樹齢500年を数える秋田杉のカウンターで、水産物の仲買業者『Pyrmont Seafood』の面々によって行われたマグロ解体ショーには、今回45キロのブルーフィンツナが用意された。各部位の説明を行いながら鮮やかに切り分けていく職人、石井誠人氏の所作に歓声が上がった。そして、ナカオチ、カマトロ、ジャバラなど、希少な部位のオークションが行われると、会場はさらにヒートアップ。7品中3品を競り落とす凄腕の前に、悔し涙をこらえる姿もあった。
ちなみに石井誠人氏と言えば、近年では他州のツナファームなどにも解体や血抜きなどの技術提供を行うほど、水産物のフィールドに置いて認知度を上げている。彼らによって裁かれたマグロは、即座に達磨の寿司カウンターを守る寿司シェフ伊藤信太朗さんや、焼き場担当の倉間喬也さんの手へ渡り、刺身や握り、煮付け、カツレツなどへと姿を変えて、9品のコースにて振舞われた。捌いたばかりのマグロは鮮やかな赤色で旨みに溢れ、トロの部位はしっかり脂が乗り上品な甘みを感じる。口の中でとろけていく食感がたまらない。また、マグロを使用した様々な料理に合わせて、シドニーでは希少な八海山・純米吟醸と、伝心凛・純米大吟醸がふるまわれた。
同イベントを締めくくったのは、シドニーのアニソン歌姫こと、ゆき姫さん。『Smash!』に参加したり、シドニーアイドルユニット〝ags102 〟とコラボしたり、7月19日にノースシドニーで行われるラグビー女子日本代表〝サクラフィフティーン〟と豪代表〝ワラルーズ〟とのテストマッチにて、スタジアムで日本の国歌斉唱を行うブッキングを受けていたりと活躍中の彼女が、この日も日本とオーストラリアの国歌を力強く歌い上げて、拍手の中イベントは幕を閉じた。
現在、ゴールドクラス達磨では7月から9月までの限定で、おまかせ鮨が99ドル、鹿児島和牛しゃぶしゃぶ2~3人前が99ドル、沖縄のドリンクドルが8・80ドルで楽しめる沖縄フェアや、おつまみ13品が8・80ドル均一で楽しめるプロモーションなどを幅広く開催している。
Gold Class DARUMA
Tel:(02) 9262-1190
Level 1, 77 York St., Sydney
Lunch 12:00 - ラストオーダー 14:30 (月~金)
Dinner 18:00 - ラストオーダー 21:00 (月~土)
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