07/12/2020
約半年ぶりとなる国際便がメルボルン空港に7日朝、到着した。第一便となったのはコロンボ発の便で、続いたのは成田発のJAL便であった。
入国者は空港から直接検疫ホテルへと送迎される。
ビクトリア州政府は、検疫ホテルのずさんな警備体制によって発生した同州における第2波の教訓を得て、170人に及ぶオーストラリア国防軍の職員を隔離ホテルに派遣。旅行者ならびにスタッフの体温チェックや、施設の出入りを厳しく取り締まる。
ビクトリア州のマーティン・フォーリー保健相は、同じ失敗を繰り返すことはないと述べる一方で、「週末シドニー、そして他州でも時折起きてきたように、100%確実なシステムは存在しない」と強調した。
シドニーでは週末、ドイツから入国した53歳の女性と15歳の少年が、2週間の隔離を行わず、そのままメルボルンへのフライトにトランジットしたことが明らかになった。2人はビクトリア州のホテルで隔離されており、現在のところコロナウイルスの検査では陰性反応を示している。
この件についてNSW州警察は、言語の違いによるコミュニケーションミスがあったことを認め、謝罪。現在シドニー国際空港におけるチェック体制やシステムが見直され、強化されている。
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