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50歳未満へのアストラゼネカ・ワクチンの接種見直しへ


Paul

スコット・モリソン首相が8日19時過ぎ、緊急会見を行い、オーストラリアのワクチンプログラムの大多数を占める予定であった、アストラゼネカ・ワクチンを50歳未満には提供しないよう、ATAGIからアドバイスを受けたことを発表しました。ATAGIはオーストラリアにおける予防接種のテクニカル・アドバイザリー・グループです。

EUやイギリスの医薬品規制当局ではアストラゼネカ・ワクチンの接種者から血栓の症状が複数報告されており、イギリスは30歳未満に対して同ワクチンを接種しないように勧めていました。

ポール・ケリー最高医療責任者(写真)によると、これまで確認された血栓の症例は初回接種のみとし、現時点では100万回のワクチン接種につき4~6回の発症率であり、「非常に稀なケース」としています。その一方で、深刻な問題であり、血栓が確認されれば、最大で25%の死亡率を引き起こす可能性があるとしました。

これを受け、ATAGIは以下4つをレコメンドしています

1) 50歳未満の人には、アストラゼネカ・ワクチンではなく、ファイザーワクチンの使用が望ましい

2) 50歳未満にアストラゼネカ・ワクチンの初回接種を行う場合は、個人の状況に応じて、接種するメリットがリスクを明らかに上回ることを確認する

3) すでにアストラゼネカ・ワクチンの初回接種を行った人で、重篤な副作用が確認されなかった人は、50歳未満も含め、安全に2回目の接種を行うことができる

4) 保健省は予防接種提供者、並びにあらゆる年齢層接種者に対して、アストラゼネカ・ワクチンのメリットとリスクを明確に伝えるインフォームド・コンセントのためのリソースをさらに開発・改良すること

スコット・モリソン首相は、これは「アストラゼネカ・ワクチンを接種してはいけないというアドバイスではなく」、50歳未満には他のワクチン(現時点ではファイザー)を優先したいということを強調しました。

今回の発表によりオーストラリアの国民すべてが10月までに予防接種を終えるという計画が影響を受けるということは「明らかであり、理解できることだと思う」と述べ、明日のナショナルキャビネットで議論すると述べました。

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