29/08/2021
NSW州は29日、1218人の新規感染者を確認し、前日の記録を更新。6人の新たな死亡も確認されました。亡くなった6人のうち、4人はワクチン未摂取者で、2人は1回目の接種を終えていました。
NSW州では28日、過去最多となる83万4000人がワクチンを接種し、同州の人口の65%が1回目の接種を終え、また35%が2度のワクチン接種を完了しています。グラディス・ベラジクリアン州首相は、州が目標に挙げている70%まで「半分まできた」と述べ、「10月頃には到達できるだろう」としました。
州首相は「感染者数が下がることを望む」とする一方で、「それはもはや重要な数字ではない」とし、「最も重要なのはどれだけの人がワクチンを接種し、どれだけの人が集中治療室に入らずに済んでいるかである」と説明。
現在NSW州では813人が入院しており、そのうちの126人が集中治療室で治療を受けており、54人が人口呼吸器を必要としています。NSW州保健省によると集中治療室にいる126人のうち113人は、ワクチン未摂取者で、12人はワクチンを1回のみ接種しています。
NSW州保健省のジェレミー・マカナルティ博士は、「ワクチンを完全接種していれば、重症化、入院、死亡を防ぐことができる」とし、100%ではないものの、「90%は防ぐことができる」と述べています。ワクチン接種後に感染する「ブレークスルー感染」は稀なことではあるが、起きるとし、それは1回だけのワクチンを受けている人に多く見られると説明しています。
12歳から15歳の子どもたちは、9月13日からファイザーワクチンの予約が可能となります。予約はGPや連邦政府が運営するワクチンクリニックから可能となり、具体的な内容は今後各州から発表される予定です。また12歳から17歳を対象にしたモデルナワクチンの優先接種も検討されており、近日決断される見込みです。
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