最年少NSW州首相　ドミニク・ペロテット

5日火曜日、NSW州の財務大臣であったドミニク・ペロテット氏が、第46代州首相に選出されました。自由党選挙では、ペロテット財務相が39対5で、ロブ・ストークス計画大臣に圧勝。2週間前に39歳の誕生日を迎えたばかりのペロテット氏が、165年の歴史上最年少で州首相に就任しました。

シドニー北西部・エッピング選挙区を代表するペロテット氏は、12人の兄弟とともにシドニー北西部・ペナントヒルズで育ち、22歳の頃には、ベレジクリアン元州首相、ジョン・ハワード元首相、フィリップ・ラドック党首といった錚々たる政治家たちの後を継いで、NSW州ヤングリベラルの会長に就任しました。

保守派で経済改革者としても知られるカトリック教徒は、6児の父でもあり、クリーンなイメージを保ってきた一方で、2019年には中絶法改革に反対。カトリック教徒としての信念が政治家としての活動に根本的な影響を与えてきたとも語っていました。

ペロテット氏は前任者であるグラディス・ベレジクリアンに敬意を示し、彼女の強力で安定したリーダーシップによって、NSW州は多くの困難を乗り越えてきたとし、「グラディスが示した強力なリーダーシップに応えるべく、私も日々努力していきたいと思います」と誓いました。

Photo: CEBIT AUSTRALIA - https://www.flickr.com/photos/cebitaus/26784639265/, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=110739431