VIC州、州境規制を完全撤廃

ビクトリア州のダニアル・アンドリューズ州首相が昨夜、ニューサウスウェールズ州とACTに対する州境の規制を完全撤廃。これまで「オレンジゾーン」に指定されていたグレーターシドニーとACTが、「グリーン・ゾーン」となり、NSW州とACTの住人はワクチン接種状況問わず、検疫・検査なしにビクトリア州に入ることが許可されます。入州には、陽性でないこと、また濃厚接触者ではないことを示すための、許可書の申請が必要となります。

VIC州とNSW州間の渡航は今週月曜日からワクチン接種者を対象に再開されましたが、すべての住人を対象に再開されるのは6ヵ月ぶりとりなります。

一方でニューサウスウェールズ州に入るビクトリア州の住人はワクチンの2回接種が必要となります。現在16歳以上のワクチン未接種者は、レクリエーションやホリデーを目的とした入州が禁じられています。

ニューサウスウェールズ州では249人の新規感染者と3人の死亡を確認、一方ビクトリア州では1343人の新規感染者と10人の死者が確認されています。