28/11/2021
新型コロナウイルスの新たな変異株、オミクロン株がNSW州内で確認されました。NSW州保健省によると、アフリカの南部から、カタール経由で到着した2人が陽性反応を示し、ゲノム解析により、オミクロン株であることがわかりました。なおこの2人はワクチンの2回接種を終えており、無症状であったことが判明しています。
世界保健機関(WHO)は11月26日、オミクロン(B.1.1.529)を「懸念される変異株(Variant of Concern)」に指定しており、その強い感染力や、一度コロナウイルスに感染した人が、再感染しやすい可能性があることに懸念を示しています。
オーストラリアは、南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニ、セイシェル、マラウイ、モザンビークのアフリカ南部の9ヵ国からのオーストラリアへのすべての便を2週間にわたり停止。また各州やテリトリーも州境・国境の強化を発表しています。
NSW州到着の14日前に上記9ヵ国に滞在したものは、ワクチン接種の有無に問わず、14日間のホテル隔離が義務となります。またその他の国からNSW州に到着した者も、検査を受け、72時間自己隔離することが求められています。VIC州でも同様の規制が海外の入国者に導入されています。
南オーストラリア州では国内で最も厳しい規制が導入されており、ハイリスクエリアから渡航する人を含め、すべての渡航者に対して14日間の隔離を義務付けています。
クイーンズランド州では現在も海外渡航者に対して14日間のホテル隔離を義務付けているため、新たな規制の導入や強化はありませんが、12月17日に予定している州境再開への影響が懸念されています。
NSW州のドミニク・ペロテット州首相は29日、同州で3件目となるオミクロン感染の可能性を発表。一方で、海外からの入国者に対するホテル検疫を再導入する予定はないことを明かし、州の高いワクチン接種率が社会の安全を保つことができると「確認している」と述べました。
「我々はCOVIDと共存するだけではなく、変異株と共存することを学ぶ必要がある」とペロテット州首相は述べています。
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